しっこく − 漆黒


黒漆のような輝き


青春、朱夏、白秋、玄冬とめぐり
もう年の瀬。
「和の菓 和の色」の
二〇〇八年のしめくくりは
玄(げん)があらわす黒色にちなみ
「黒光(こっこう)」になります。

仙台には黒胡麻をつかったお菓子が多く
和菓子屋さんでは
深い黒みのお菓子をよく見かけます。
あるものは、お餅にうっすら胡麻餡であったり
あるものは、胡麻餡がやや厚めであったり。

なかでも、このお菓子は小ぶりですが
金箔をあしらったもの。
うすい層のような餡のしたから
ひと粒の栗と黄身餡が表れると
金色の輝きを見るような心地になります。

少しあらたまった気持ちにさせてくれるお菓子。
この一年をふりかえりつつ、さまざまな出会いに感謝しつつ
いただきたいお菓子です。

コメントやあしあとを残してくださった方々
ご覧いただいた方々、ありがとうございます。
少し早いですが、よい年をお迎えください。




【漆黒】
 
純黒。黒漆を塗ったような、光沢のある色になります。
「黒」の色名は飛鳥時代からとする説がありますが、
「漆黒」のほうは明治からとする説も。黒色のひとつ
に「玄」がありますが、こちらはやや赤みをおびた黒。
黒系統にも青み、茶みと、さまざまな表情があります。




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