からちゃ − 唐茶


中国茶のような深みの茶色


唐茶というと
聞きなれないでしょうが
中国茶のこと。
烏龍茶の色を思い浮かべると
わかりやすいかもしれません。

その深みのある茶色であらわした「木枯し」です。

霜月に薄柿色として紹介したのも
「木枯し」という名のお菓子でした。
おなじ銘のお菓子も、多くあります。

それらの色みを見比べるだけでも
移ろう景色を見ている気分になることでしょう。
暮れゆく年とともに、しだいに深まりゆく色。

それとおなじように
一年の日々を重ねてきた自分。
わずかでも深まっていればいいけれどと
願いにも似た思いでいます。




【唐茶】
 
黒みがかった濃い茶色。中国から伝わったお茶にちな
んだ色とされています。この色名は、桃山時代以降の
ものだそう。似た色名に「枯茶(かれちゃ)」がありま
すが、淡く濁った茶とする説、黄みの茶とする説など
あり、唐茶とは異なる色と考えられます。




「冬」の一覧へ戻る <<……>> 次の記事へ進む





TopBlogMailLink
Copyright (C) 2009 Miki Otani. All Rights Reserved.