あおむらさき − 青紫


青みをおびた紫色


時間に追いかけられているとき
すっと救い上げ、解き放ってくれるのは
その日、その時にしか見ることのできない
花や葉の色、風のにおい。

いつもと変わらない道であっても
目にする光景は、そのたびに新鮮で
さわさわと新しい風が吹きぬけていくような
気持ちになります。

そんな気分にさせてくれる
もののひとつが、和のお菓子。

あっ今日はこんなお菓子に出会えた
もうこの季節がやってきたのだと
それまで頭をぐるぐると駆けめぐっていたことを
一瞬にして忘れさせてくれるのです。

ちょっと季節を忘れかけていた日々。

「あやめ」のお菓子が
いまの時季を教えてくれました。



【青紫】
 
青みがちの紫色。このお菓子「あやめ」と同じ
色名をもつ「あやめいろ(菖蒲色)」もあります
が、それはもう少し赤みがかった色。あやめ色
よりさらに赤みが増すと、杜若色(かきつばた
いろ)になります。花の姿かたちが似ているだ
けでなく、色までも等しく優雅な紫系統です。





TopBlogMailLink
Copyright (C) 2009 Miki Otani. All Rights Reserved.