びゃくぐん − 白群


群青の本質にみる白みの青


ここ数日、仙台は雨つづき。
初秋の気配さえしてきました。
そうなると、ゆく夏を惜しみたくなるもの。

すがすがしい色あいの「うちわ」です。
この淡い青が、白群になります。
顔料の岩群青をもっとも細かな粒子にすると
得られる色みです。

そういえば
そばの実は挽くほどに
黒ごまはするほどに
白っぽくなりますが
それと同じようなものでしょうか。

本質に近づくほど、色がそぎ落とされていくのか
塊の結びつきをたちきるから、希薄になっていくのか
どちらなのかは、わかりませんが。

もっともわかりかねる自分のことも
細かにつきつめていけば
本質の色が表れてくるかもしれません。
どのような色になるのか
ちょっと気になるところです。




【白群】
 
白群青ともいう、白みがかった淡い青緑色。岩絵の
具の岩群青を砕いた色になります。細かくすれば紺
青(こんじょう)に、もっとも細かくすれば「白群」
になります。似た色名に白緑(びゃくろく)があり、
こちらは岩緑青(いわろくしょう)をもっとも細かく
砕いたもので、白みをおびた緑青色になります。




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