つちいろ − 土色
土のような赤茶色
芋を月にお供えすることから
芋名月ともいう、中秋の名月。
その日にあたるのが、2009年は10月3日のため
お月見のお菓子が並ぶのも、昨年よりやや遅め。
長月も押し迫っての「小芋」です。
芋といえば、月よりも先に浮かぶのが芋煮会。
山形の芋煮も知られていますが
仙台でも河原で豚汁をつくっていただく
秋の楽しみになっています。
豚汁に欠かせない里芋を
植え、育て、芋煮をつくって
観光客をもてなそうと活動している
女子校の同窓生の方々もいます。
先日、少し早めの芋堀りを見ていると
土の中からごろごろと出てきたのが
ちょうど、このくらいの小芋。
ほくほくあったかい芋煮を思い浮かべつつ
こちらは、こし餡の入った
ほんのり甘い小芋をいただきました。
【土色】
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くすんだ赤みの茶色。しめった土のように黒み
をおびた茶色という説もあります。岩石などが 粉末になった土の色のことですが、憔悴した顔 色をあらわす表現にも使われます。土がつく色 名に黄土色もあり、こちらは赤みの黄色です。 |